アラブ首長国連邦/選挙
UAEでは、FNCでこれまでに4回(2006年、2011年、2015年、2019年)の選挙が実施されている。また地方レベルでは、シャルジャ諮問評議会(al-Majlis al-Istishārī al-Imāra al-Shārqa/Consultative Council of Sharjah)でも2015/16年と2019年に選挙が実施された。
FNC選挙制度
選挙はFNC40議席の半数にあたる20議席を対象に各首長国で実施される。2019年選挙時点において完全な普通選挙は実施されていない。それぞれの首長国で首長が選挙人団(al-Hay’a al-Intikhābīya/Electoral College)を選出し、リストに登録されたUAE国民だけが投票および立候補の資格を有することになる。選挙人団の数は、各首長国がもつ配分議席の300倍以上(2006年は100倍以上)と定められており、上限はない。現在のところ、各首長による選挙人団選出過程は、選挙権・被選挙権をめぐる事実上の事前審査となっている。
選挙人団に選出された者は、選挙への立候補が認められ、審査手続きを経て正式な出馬となる。被選挙権は憲法第70条によって定められており、①UAE国民であること、②25歳以上、③品行方正で犯罪歴がないこと、④読み書きのできる者、となっている。また議員就任中は閣僚を含む他の公的な役職との兼任が禁止されている。
選挙期間や活動規定などは、国家選挙委員会が別途定めている。国家選挙委員会は関係省庁大臣や事務次官、有識者などから構成されており、各首長国にも支部が設置される。同委員会は選挙の円滑な実施を管理するとともに、国民への選挙啓発キャンペーンなども行う。
有権者は1人1票を、選挙人団として登録されている首長国の候補者へ投票することができる(ただし、2006年選挙と2011年は1人4票まで投票することができた)。投票は秘密投票で、2006年および2011年選挙はコンピュータ上で候補者を選択して投票用紙に出力し、それを投票した。2015年選挙からは完全な電子投票に変更されている。投票所は各首長国に設置され、主要な公的施設やショッピングセンターなどが利用されている。即日開票され、同日中に当選者が明らかになる。当選者が発表されたあと、落選者は48時間以内に選挙管理委員会に異議申し立てを行うことができる。その後、異議の審査を経て最終的な当選確定リストが発表される。
第1回FNC選挙(2006年)
UAE史上初となるFNC選挙は、2006年12月に実施された。選挙実施に至る経緯を整理すると、連邦最高評議会が8月10日に決定2006年第4号を発布し、FNC議員の選出方法について改めた。これにより、各首長国に割り当てられた議員の半数は選挙人団から選出されることになり、また選挙人団の数は各首長国の割り当て議席の100倍以上とした。そして、残りの議席については、首長による勅撰とすることが定められた。8月15日には大統領決定2006年第3号が発布され、議員選出の手続きが定められ、国家選挙委員会が組織される。そして、10月1日に選挙人団が発表され、UAE人口(当時)の約0.8%にあたる6,595人(うち女性は1,162人)が選挙人団に選出された。
具体的な選挙プロセスは11月になって本格化した。11月19日から22日にかけて立候補者登録が行われ、資格審査を経て11月30日に最終的な候補者リストが発表された。その結果、456人(うち女性は65人)が選挙に立候補することになった。12月1日から2週間の選挙キャンペーンが行われ、各候補者はポスター、新聞広告、メディア、インターネットを使って選挙戦を展開した。また国家選挙委員会も、国民全体に選挙についての意義を伝えるべく、啓発活動を行った。なお、選挙キャンペーン中に18人が立候補を取りやめて選挙戦から撤退している。
投票は3日間にわたり行われた。12月16日にアブダビとフジャイラで、18日にドバイとラアアス・アル=ハイマで、20日にシャルジャ、アジュマーン、ウンム・アル=クワインで投票が行われた。選挙の結果、女性1名(アブダビ)を含む20人がFNC議員として当選した。投票率は、UAE全体で74%となっている。
第1回目の選挙は直接投票に参加できた人数が、国民人口に比してあまりに小さいため、政治参加を求める市民からは大きな不満が出た。また、FNCにはそもそも立法権が付与されていないので、選挙実施の意義についても問われた。最も大きな問題は、選挙への関心が一部の層に留まっていたことであり、国民全体の政治的関心の低さも指摘されている。
首長国 | 選挙議席数 | 選挙人団 (人) | 立候補者数 [女性](人) | 投票者数 (人) | 投票率 |
---|---|---|---|---|---|
アブダビ | 4 | 1,741 | 100[14] | 1,038 | 59.6% |
ドバイ | 4 | 1,520 | 82[15] | 1,080 | 71.1% |
シャルジャ | 3 | 1,017 | 101[29] | 836 | 82.2% |
ラアス・アル=ハイマ | 3 | 1,061 | 83[3] | 823 | 77.6% |
アジュマーン | 2 | 436 | 24[2] | 371 | 85.1% |
ウンム・アル=クワイン | 2 | 403 | 29[1] | 358 | 88.8% |
フジャイラ | 2 | 417 | 37[1] | 377 | 90.4% |
合計・平均 | 20 | 6,595 | 456[65] | 4,883 | 74.0% |
第2回FNC選挙(2011年)
2008年に憲法改正が行われ、FNC議員の任期がそれまでの2年から4年へ延長された。これにともない、第2回FNC選挙は2011年に行われた。この年、中東諸国は「アラブの春」による政治変動の影響を受けており、UAEでも政治改革を求める建白書が改革派から大統領と首長宛に提出された。建白書では包括的な政治改革の必要性を訴えており、とくに普通選挙の実施とFNCへの立法権の付与を求めていた。第2回選挙では、改革派が求めたいずれの主張についても受け入れられなかったものの、選挙人団については「各首長国の割り当て議席の300倍以上」へと大幅に引き上げられた。その結果、13万人近い国民が選挙人団として登録され、女性も46%を占めた。
2011年2月にFNC会期が終了すると、9月24日に第2回選挙の投票が行われることが発表された。国家選挙委員会は2011年7月10日、全国で129,274人の選挙人団が登録されたことを発表した。国家選挙委員会はその後、各地で選挙人団に対する説明会を実施し、8月中旬から立候補の受け付けが始まった。全国で469人(うち女性は85人)の立候補があったが、最終的に19人の立候補を取りやめている。9月4日から選挙戦が始まり、候補者は新聞広告やインターネット、SNSなどを駆使して選挙キャンペーンを行った。しかしながら、FNCの政治的権限が制限されていることもあり、候補者の公約は総花的で具体性に欠けるものであった。そのため、有権者である選挙人団の反応は芳しくなかった。投票直前の週には、ハリーファ大統領ら政府首脳が選挙人団に投票を促す異例の声明が発表されるほどであった。
9月24日に全国で投票が行われ、翌25日に女性1人を含む20人の当選が発表された。投票率は全国平均で27.8%と非常に低かった。また前回に続き、選挙議席数の数十倍もの立候補があったため、票が分散して大量の死票が発生した。その一方で、アブダビでは4議席中3議席をアーミリー部族の出身者が当選し、アジュマーンもシャームシー部族が2議席を獲得するなど、特定部族による議席の独占が見られた。このように、UAEでは「アラブの春」において政治改革を求める声は上がったものの、それらの意見は一部に留まっており、低い投票率からは一般国民の薄い政治的関心が示唆される。
首長国 | 選挙議席数 | 選挙人団 (人) | 立候補者数 [女性](人) | 投票者数 (人) | 投票率 |
---|---|---|---|---|---|
アブダビ | 4 | 47,444 | 117[22] | 10,109 | 21.3% |
ドバイ | 4 | 37,514 | 124[26] | 9,268 | 24.7% |
シャルジャ | 3 | 13,937 | 94[16] | 5,890 | 42.3% |
ラアス・アル=ハイマ | 3 | 16,850 | 60[9] | 5,085 | 30.2% |
アジュマーン | 2 | 3,920 | 34[5] | 1,562 | 39.8% |
ウンム・アル=クワイン | 2 | 3,285 | 19[4] | 1,796 | 54.7% |
フジャイラ | 2 | 6,324 | 21[3] | 2,167 | 34.3% |
合計・平均 | 20 | 129,274 | 469[85] | 35,877 | 27.8% |
第3回FNC選挙(2015年)
第3回FNC選挙の準備は、2015年2月頃から始まった。4月29日には同年10月3日に投票を実施することが発表され、また投票数も従来の1人4票から1票へと変更された。国家選挙委員会は、前回選挙時の投票率の低さを反省し、各地でセミナーを実施したりメディアやSNSを通じた広報活動が強化された。投票率の向上を目指すため、今回の選挙から在外投票と期日前投票も導入されている。
国家選挙委員会は7月5日、選挙人団の規模について前回より約10万人多い224,279人とすることを発表した。8月13日に公示が行われ、同16日から立候補者の登録が行われた。そして、8月31日に341人の立候補者(うち女性は76人)が発表された。本来であれば9月6日から選挙戦が始まる予定であったが、この直前にイエメンに駐留するUAE軍兵士45人がフーシー派の攻撃により戦死する出来事があったため、選挙戦の開始は8日に延期された。
今回から導入された在外投票は、各国の在外公館で9月20日から21日にかけて実施された。また期日前投票は各首長国の主要投票所で、9月28日から30日まで行われている。そして10月3日の投票日には、全国39か所で投票が行われた。2015年選挙からIDカードを用いた電子投票システムが導入されたことにより、投票が締め切られてから30分程度で開票結果が発表された。ドバイでは現職議員2名が再選を果たすなど、議員活動の実績が評価されている様子が伺えた。また、第3回選挙でも女性の候補者は苦戦し、ラアス・アル=ハイマで1人の女性候補者が当選するに留まった。懸念されていた投票率は前回選挙に比べてわずかに上向いた。投票者の半数が在外投票や期日前投票を利用しており、新制度の導入が投票率の向上に有効であったと言える。
首長国 | 選挙議席数 | 選挙人団 (人) | 立候補者数 [女性](人) | 投票者数 (人) | 投票率 |
---|---|---|---|---|---|
アブダビ | 4 | 90,408 | 96[24] | 35,046 | 38.8% |
ドバイ | 4 | 53,568 | 62[22] | 11,760 | 22.0% |
シャルジャ | 3 | 31,766 | 61[11] | 9,585 | 30.2% |
ラアス・アル=ハイマ | 3 | 27,455 | 41[5] | 11,444 | 41.7% |
アジュマーン | 2 | 6,090 | 23[4] | 2,965 | 48.7% |
ウンム・アル=クワイン | 2 | 4,105 | 20[3] | 2,882 | 70.2% |
フジャイラ | 2 | 10,887 | 38[7] | 5,475 | 50.3% |
合計・平均 | 20 | 224,279 | 341[76] | 79,157 | 35.3% |
第4回FNC選挙(2019年)
第4回FNC選挙では、女性の政治参加が積極的に推進された。ハリーファ・ビン・ザーイド大統領は2019年6月22日に大統領決定2019年第1号を発布し、FNC議員の半数を女性にすることを義務付けたのである。選挙・勅選による女性議員の選出方法については各首長国に任せられ、アブダビ、ドバイ、アジュマーン、ウンム・アル=クワイン、フジャイラでは選挙議席の半数(2議席)を女性に割り当てた。またシャルジャとラアス・アル=ハイマでは、選挙での女性枠は設けず、もし選挙によって女性が当選しない場合は首長が任命することになった。
国家選挙委員会は6月30日、第4回FNC選挙の選挙人団を337,738人とすることを発表した。8月18日から22日にかけて立候補の受け付けが行われ、9月3日に495人の立候補(うち女性は180人)が発表された。女性議員増加の方針を受けて、女性立候補者の数も前回選挙の22%から36%へと増えた。例年通り、少ない議席数に対して多くの候補者が乱立したため、票が割れることが想定された。選挙キャンペーンは9月9日から10月4日まで行われ、今回からは投票日前日までの選挙活動が認められるようになった。
投票は在外投票から行われ、9月22日から23日にかけて世界118か所の在外公館などで投票が行われた。その後、10月1日から3日にかけて期日前投票が行われる。そして、10月5日に国内39か所で投票が行われた。投票者数は選挙人団の拡大により増加したものの、投票率は全国平均で34.8%と前回の35.3%より微減した。アブダビやドバイに比べると、北部首長国の投票率が全体的に高かったのが特徴である。投票の結果、ドバイとフジャイラでは現職議員がそれぞれ1人ずつ再選を果たした。また女性候補者は、アブダビ、ドバイ、アジュマーン、ウンム・アル=クワイン、フジャイラで7人誕生した。シャルジャおよびラアス・アル=ハイマにおいて女性の当選はなかった。その後、首長によって女性議員が3人ずつ任命されている。なお、シャルジャで首長により任命された女性議員は、選挙で敗れはしたものの得票数が上位の3人であったことから、結果として「民意」が反映されたことになる。
首長国 | 選挙議席数 | 選挙人団 (人) | 立候補者数 [女性*](人) | 投票者数 (人) | 投票率 |
---|---|---|---|---|---|
アブダビ | 4 | 101,549 | 133[47] | 35,790 | 35.2% |
ドバイ | 4 | 60,772 | 88[37] | 12,891 | 21.2% |
シャルジャ | 3 | 64,293 | 114[39] | 22,451 | 34.9% |
ラアス・アル=ハイマ | 3 | 55,289 | 61[20] | 22,172 | 40.1% |
アジュマーン | 2 | 10,165 | 26[5] | 4,393 | 43.2% |
ウンム・アル=クワイン | 2 | 6,653 | 20[8] | 3,778 | 56.8% |
フジャイラ | 2 | 39,017 | 53[20] | 16,117 | 41.3% |
合計・平均 | 20 | 337,738 | 495[176] | 117,592 | 34.8% |
第4回FNC選挙(2019年)
シャルジャ諮問評議会選挙
シャルジャ諮問評議会は、1999年に設置されたシャルジャ首長国に関する行政、社会、文化、経済開発に関して諮問する機関である。また首長国内で施行される法律を策定する立法権も有している。スルターン・カースィミー首長が2015年6月に選挙の実施を発表した。諮問評議会の議席の半分を選挙で選出し、残りの議席を首長の任命によって選出する。21歳以上のシャルジャ市民の男女が選挙人団として登録することができ、25歳以上が選挙に立候補することができる。議員の任期は4年で、これまでに2015/16年と2019年に選挙が実施されている。選挙区と議席の割り当ては、シャルジャ市(6議席)、アル=ザイド市(3議席)、ハウル・アル=ファカーン市(3議席)、カルバー市(3議席)、ディッバ・アル=ヒスン(2議席)、アル=マダーム(1議席)、アル=ハムリーヤ(1議席)、アル=バターイフ(1議席)、マライハ(1議席)となっている。なお、2019年選挙では定数が50議席に増やされ、これに伴いシャルジャ市(9議席)とアル=マダーム(2議席)の議席数が変更された。
第1回選挙(2015/16年)は、42議席の半分が選挙によって争われた。2015年12月6日から17日にかけて選挙人団の登録が行われ、21歳以上人口の78,457人のうち、31.8%にあたる24,952人(男性13,794人、女性11,158人)が登録された。その後12月27日から29日かけて立候補受付が行われた。そして、2016年1月12日に最終候補者リストが発表され、各選挙区から合計195人(うち女性は43人)が立候補した。1月17日から28日かけて選挙キャンペーンが行われ、1月30日と31日に投票が行われた。女性候補者はハムリーヤ選挙区で1人が当選したのみで、後日スルターン首長が6人の女性を勅撰議員として任命した。
選挙区 | 選挙議席数 | 選挙人団 (人) | 立候補者数 | 投票者数 (人) | 投票率 |
---|---|---|---|---|---|
シャルジャ市 | 6 | 9,937 | 92 | 5,742 | 57.8% |
アル=ザイド市 | 3 | 1,368 | 11 | 1,039 | 76.0% |
ハウル・アル=ファカーン市 | 3 | 4,944 | 30 | 3,488 | 70.6% |
カルバー市 | 3 | 3,759 | 23 | 2,717 | 72.3% |
ディッバ・アル=ヒスン市 | 2 | 1,862 | 10 | 1,359 | 73.0% |
アル=マダーム | 1 | 1,087 | 8 | 880 | 81.0% |
アル=バターイフ | 1 | 620 | 6 | 416 | 67.1% |
マライハ | 1 | 854 | 9 | 749 | 87.7% |
アル=ハムリーヤ | 1 | 521 | 6 | 406 | 77.9% |
合計・平均 | 21 | 24,952 | 195 | 16,796 | 67.3% |
合計・平均 | 21 | 24,952 | 195 | 16,796 | 67.3% |
第2回選挙(2019年)は諮問評議会の定数が50議席に増えたことにより、その半数の25議席が選挙で争われることになった。2019年9月1日から選挙人団の登録がオンライン上で始まり、同15日からは各地での登録も行われた。登録作業は9月30日まで続けられ、44,758人が選挙人団として登録された。10月9日に告示が行われ、10月20日から22日にかけて立候補者の受け付けが行われた。そして、10月31日に最終候補者リストが発表され、189人(うち女性は41人)が立候補した。選挙戦は11月3日から18日にかけて行われ、投票は11月20日から23日にかけて実施された。なお、今回の選挙から電子投票・集計システムが導入されている。投票終了後から開票作業が行われ、翌11月24日に当選結果が発表された。今回の選挙において女性議員は、シャルジャ市、バターイフ、ハムリーヤでそれぞれ1人ずつの当選があった。
選挙区 | 選挙議席数 | 選挙人団 (人) | 立候補者数 | 投票者数 (人) | 投票率 |
---|---|---|---|---|---|
シャルジャ市 | 9 | 19,074 | 69 | 9,613 | 50.4% |
アル=ザイド市 | 3 | 2,273 | 13 | 1,733 | 76.2% |
ハウル・アル=ファカーン市 | 3 | 8,401 | 36 | 5,634 | 67.1% |
カルバー市 | 3 | 7,117 | 21 | 4,090 | 57.5% |
ディッバ・アル=ヒスン市 | 2 | 3,659 | 17 | 2,567 | 70.2% |
アル=マダーム | 2 | 1,491 | 12 | 1,007 | 67.5% |
アル=バターイフ | 1 | 797 | 6 | 581 | 72.9% |
マライハ | 1 | 1,240 | 9 | 963 | 77.7% |
アル=ハムリーヤ | 1 | 706 | 6 | 412 | 58.4% |
合計・平均 | 25 | 44,758 | 189 | 26,600 | 59.4% |
参考文献
- 堀拔功二 2011. 「アラブ首長国連邦」松本弘(編)『中東・イスラーム諸国民主化ハンドブック』明石書店, pp. 338-353.
- 堀拔功二 2012. 「UAEにおける国民と政治参加―2011年連邦国民評議会選挙の分析を中心に―」『UAE』51: 14-17.
- 堀拔功二 2016. 「SNSとマジュリスの選挙戦――第3回連邦国民評議会選挙を振り返る」『UAE』59: 11-15.
- 堀拔功二 2018. 「第7次ムハンマド内閣の発足――2071年に向けた長期的布石――」『UAE』63: 1-5.
- 堀拔功二 2020. 「第4回連邦国民評議会選挙を読む」『UAE』67: 1-4.
- 堀拔功二 2020. 「アラブ首長国連邦」日本エネルギー経済研究所中東研究センター(編)『JIME中東基礎講座2020年版』, pp. 44-50.
- 堀拔功二 2021. 「UAEのポスト・コロナ時代を見据えた政府機構改革と第8 次ムハンマド内閣の発足」『UAE』69: 2-6.
- Consultative Council of Sharjah. 2016. Dhikrayāt Intikhābīya.<https://www.ccsharjah.gov.ae/Website/PDFView/get_pdf/Q291bmNpbFB1YmxpY2F0aW9ucw==1/Y2NzUHVibGljYXRpb25fMTkzMDEucGRm1>
- Consultative Council of Sharjah. 2019. Dhikrayāt Intikhābīya 2019. <https://www.ccsharjah.gov.ae/Website/PDFView/get_pdf/Q291bmNpbFB1YmxpY2F0aW9ucw==1/Y2NzUHVibGljYXRpb25fMTYzOTI5Mzk2MC5wZGY=1>
- Higher Committee for Sharjah Consultative Council Elections <https://eccs.shj.ae/shjElection/>
- Sharjah Consultative Council <https://www.ccsharjah.gov.ae/>
- UAE Cabinet “The Constitution” <https://uaecabinet.ae/en/the-constitution>
- UAE Ministry of Justice “Laws and Legislation Portal” <https://elaws.moj.gov.ae/engLEGI.aspx>
- UAE Ministry of State for Federal National Council Affairs <https://www.mfnca.gov.ae/en/>
- UAE National Election Committee <https://uaenec.ae/>
- UAE現地新聞各紙